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先日起きたCoincheckからのXEMの盗難事件ですが、本日0:46ごろ公式から発表がありました。

参考不正に送金された仮想通貨NEMの保有者に対する補償方針について | コインチェック株式会社

その内容はなんと、自己資金による全額補償。これには多くの方が驚きを隠せていませんでした。

補償の具体的な内容

1月26日に不正送金されたNEMの補償について 総額 : 5億2300万XEM 保有者数 : 約26万人 補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。 算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。 算出期間  : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間) 補償金額  : 88.549円×保有数 補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。   

(装飾は当サイトによるもの)

重要なのは、太字にした2点でしょうか。

まず、補償がJPYにて行われるという点。XEMをガチホしていた人からすると、やはりXEMで返してほしいと思うでしょう。とはいえ、返ってくるだけでもかなりすごいと思いますが・・・。

続いて補償がCoincheckの自己資金にて行われるという点。これに関しては、多くの方が「Coincheckどれだけ儲かっているんだ・・・」というコメントを残しています。

XEMの価格推移はどうなる?

この補償を受けて、気になるのはやはり今後のXEMの価格について。

自分自身はXEMについて(というか仮想通貨全般に対して)ガチホなので価格はどうでもいいのですが、これほどの出来事があったのでホルダーの方としてはかなり価格が気になるでしょう。

なぜなら、補償時期が具体的にいつになるのかまだ分からないからです。おそらくかなり早いでしょうが、その間にXEMの価格がかなり上がってしまうかもしれません。

とはいえ、まだハッカーの動きがありませんから、ハッカーの動きによってはもしかするとXEMの価格が急激に下る恐れすらあります。

個人的に今の段階でXEMを買い増しするのは、少しリスキーかなと考えています。とはいえ、長期のガチホであればなんら問題ありません。

参考仮想通貨取引所Zaifの特徴

さいごに

当記事では色々と書きましたが、とはいえこの短期間にここまでの決定を下せるのはすごいことだと思います。Coincheckは今後は今以上にセキュリティに力を入れるでしょう。頑張っていってほしいです。

また、これまで仮想通貨を取引所に入れたままにしていた方は、この機会に何らかのウォレット(例えばLedger Nano Sなど)の利用をオススメします。

自分も基本的に取引所に資産を置いたままにはしてませんでしたが、この機会に他の取引所に残っていた資産をウォレットに移しました。

やはりなくなっても良いお金はないので、たとえ少額だったとしても気をつけていきたいですね。