COMSAのICOに参加すべきか?ホワイトペーパーを読んで考えてみた
先日ブログでも取り上げたCOMSAですが、自分もICOに参加すべきか考えるためにホワイトペーパーを読んでみました。
それを踏まえて、COMSAのICOに参加すべきか否かを考察していきたいと思います!
(ホワイトペーパーのPDFは以下のリンクからダウンロードできます)
https://comsa.io/ja/download/52740/
COMSAのICOで気になったポイント
それでは、ホワイトペーパーを踏まえて、自分が気になった点について見ていきます。
トークンの発行量が2倍になる?
上記のマナさんのブログをすでに読んでいたため知っていた項目ですが、COMSAのICOでは売り切れがなく、ICOを経て発行された総発行量と同数のトークンが追加発行され、そこで総発行数がロックされる仕組みのようです。
追加発行されたトークンの使い道は以下の通りです。
- 10%:トークンセールのリフェラルボーナス
- 40%:既存のテックビューロ経営陣、ステークホルダー、開発者、従業員、契約社員、COMSA ICO協議会運営に配布
- 50%:テックビューロが保持
正直、上記の配分先はかなりざっくりしたもので、詳細ではない印象を受けました。とにかく、トークンセール参加者に発行されるトークン数と同数のトークンが追加発行され、総発行数はそこでロックされるというのが重要だと思います。
トークンセールによって得られた資金の使い道
ホワイトペーパーによると、資金の使途は以下のようになっています。
- COMSAのICOトークンセール基盤プラットフォームの開発。
- COMSA COREの開発。
- COMSA HUBの開発。
- 暗号通貨ペッグのトークン開発。
- 法定通貨ペッグのトークン開発。
- Zaif取引所の完全な他言語化とサポート体制の整備(英語、中国語など)。
- Zaif取引所におけるERC-20トークンとNEM MOSAICトークンの円滑な上場プロセスの整 備。
- 全ての通貨に対する/XEM と/ETHペアの追加。
- COMSAソリューションとそれに関連するサービスのPRとマーケティング。
やはり、自分が注目せざるを得なかったポイントは全ての通貨に対する/XEM と/ETHペアの追加の項です。ホワイトペーパーの後半に詳しい説明がありますが、(ETHはともかく)XEMが基軸通貨的な役割を果たせるようになれば、NEMの地位上昇に繋がることは間違いないと思います。
これはXEMホルダーにとっては非常に嬉しい項目です。まぁCOMSAのICOが発表された時点で分かっていたことではありますが、重要なポイントだと思ったので改めてまとめておきました。
COMSAのICOには参加すべきか?
これらを踏まえて自分がICOに参加するかというと、参加はすると思うけど、少しだけ参加する、といった感じです。
というのも、やはり参加者にきちんと利益が出るかが微妙な節があるのがキツいです。すでにICOが決まっているCAMPFIREは、応援したいのでICOで得たCMSトークンを使いたいと思っているのですが、それでも全力BETできる案件かと言われると微妙ではないでしょうか。
ポインさんもブログで書いているように、応援の意味合いが強い参加になりそうです。
また、参加するにあたって今回はBTC/ETH/XEMを使えるのが大きなポイントですね。自分はXEMの保有率が高めで、BTC/ETHはほとんど持っていないため、今回は参加しやすくてうれしいです(XEMをまだ持っていない方はZaifで購入するのがオススメです)。
さいごに
というわけで、いかがでしたか?
日本初のサービスが増えるのは嬉しいポイントですが、投資判断的にはメリットとデメリットがあるように感じています。特に、NEMは日本を中心に盛り上がっている仮想通貨なため、日本だけの盛り上がりで終わらないかが若干心配です。
ここ数日 #NEM の話題が本当に尽きません。NEMは日本が引っ張っていってる感が強いですが、これをプラスと取るかマイナスと取るかは人それぞれだと思います。自分はプラスと取りたいですが、日本のタイムライン上でここまで過剰な $XEM の買い煽りを見かけると少し不安になります。
— 仮想通貨ガチホ太郎 (@yt4_coin) 2017年8月3日
できることなら、海外にもより普及させていくために、何か活動をしていきたいですね。
以下はCOMSAのICOの紹介リンクです。こちらのリンクから登録していただけますと幸いです!