COMSAに対して思うこと
この記事では、COMSAの発表が始まったあたりからここ数日までの騒動を振り返り、COMSAに対して思うことをつらつらと書いていきます。
※最初に書いておきますが、この記事はかなり適当に書いており、ロクに推敲もしていないのでそれを理解していただける方のみお読みください。
COMSAが発表された時期
最初にCOMSAの発表を見た時は、日本発のICOとして応援する気持ちが強かったです。
その頃は特に大規模な日本初ICOもありませんでしたし、これが成功したらすごいな〜などと思っていました。
その後ホワイトペーパーも読んだりしましたが、この時点で気になることが1つありました。
それは、リフェラル報酬(紹介報酬)があることです。COMSAにすでに登録してる方はご存知かと思いますが、COMSAのトークンセールでは自分の紹介リンクからトークンを購入した人の購入額の5%がもらえます。
例えば、紹介リンクから購入した人が100万円分CMSトークンを購入したら、その5%である5万円分のCMSトークンが自分の報酬になるというわけですね。
こういった手法でトークン購入者を集める手法をこの時はあまり知らなかったので、「おお、ここまでするのか」みたいに思ったことをよく覚えています。
今思えば、すでにこの時点で違和感を覚えていたんだな、という感じですが・・・。
ZaifトークンとCOMSAの関係
しばらくして、ZaifトークンがCOMSAと関係のあるという話が流れ、若干炎上しました。
その後公式から正式に発表がありましたが、この発表を見たときの気持ちは複雑でした。
というのも、何もないところからいきなりこういった噂が流れることはありませんし、その後の対応もなんというか・・・結局こうなったか、みたいな感じで、なんとも言えないモヤモヤとした気持ちでいっぱいでした。
報奨金(BOUNTY)プログラム開始
報奨金(BOUNTY)プログラムに関しても、「ここまでやるか」みたいな印象を受けました。
しかしこれは海外のICOでは一般的なようで、最初は自分が無知なだけか・・・と思いましたが、今はそうでなく単純にこういった参加者の集め方に疑問を感じます。
リフェラル報酬のときもそうでしたが、こういった報酬体系が始まると収益目的でCOMSAに対して悪い情報が出にくくなるのも事実です。
自分は結局報奨金(BOUNTY)プログラムに関しては参加が面倒で参加していませんが・・・。
COMSAのプレセール開始
プレセールに関しても、大規模に投資できる人だけが有利になる仕組み(20%のボーナスが貰える)で、う〜んという気持ちでした。
まぁ結果的にプレセールの段階で40億円を超えて調達できていますし、それだけ欲しい人が多いならそれはそれで・・・という感じもありますが、次に触れるCAMPFIREでのICOがあって参加を決めた人もいると思います。
CAMPFIREとのいざこざ
COMSAのICOが始まる直前になって、CAMPFIREがCOMSAプラットフォーム上でICOを行わないとして炎上しました。
両者が言い合いを記事でしていましたが、結局どちらが悪いという話ではなく、どっちもどっちという感じに見えました。
普通、こういうのってちゃんと契約を結んでいるものなんじゃないんですか?それをロクにやらず、口約束みたいな状態で物事が進んでいた事自体が驚きです。
COMSAのダッシュボードにアクセスできない状態が続く
そして現在、COMSAはサイトにすらまともにアクセスできていません。
どうやら想定を超えるアクセスが続いているようですが、毎度のことなのでどうなのかな、と思ってしまいます。
結局ボーナスを貰える期間を増やしたりなどしていますが、それも時間があいまいでどれだけ続くかわかりません。
COMSAでは、詐欺サイトで被害にあった額が2000万円を超えています。
これはもちろん詐欺をする人が悪いですが、公式サイトに行ってもアクセスできず、間違えてアクセスしたサイトが繋がる状態だとそこに行ってしまうのも無理は無い気がします。
また、公式Slackでは毎日のように詐欺メッセージが届きます。公式側が対策をしているように見えません。
COMSAのトークンセールでは、参加したかった人が会社を休んだりしてトークンセールに望んだりもしています。しかしそれでもずっとアクセスできない状況が続いており、休んだ人はかわいそうだな〜と思ったりします。
また、Zaifトークンはこのトークンセールにもろに影響を受けており、CMSトークンを購入したいタイミング(Zaifトークンが高いタイミング)で買えなかった人はかわいそうです。
投資する予定だった人は、ここまで予測しておかないとダメだ、などと言われればそれまでですが・・・。ちょっとそれは酷な気がします。
さいごに
他にも、公式サイトのトップにある文言(合計3,000CMSトークン以上購入した人に2%ボーナス、みたいなもの)がややこしく、まとめ買いのみこれが適用されると知らずに分割して買って2%ボーナスが貰えなかった人もいます。
COMSAのトークンセールでは、調達額としては結果的に70億円を超えており、文句無しでの成功と言えるでしょう。
しかし今後こういった体勢が続くと、投資家としては不安だと思います。
自分は最初はCOMSAに投資するつもりでいましたが、上記のようなことを踏まえて投資しないことに決めました。
とはいえ、結局投資は自己責任です。この記事では割と自分はCOMSAに対して良くない感じで書きましたが、トークンの価値は今後上がり、参加者はウハウハになっている可能性もあります。
自分もCOMSAの紹介リンクを貼っているため、リフェラルの報酬が多少はあると思います。ですが、この報酬はよく考えた上で使おうと思っています。多分、プレゼント企画かなんかに大半を使うんじゃないかな。
COMSAが今後どうなるかは分かりませんが、COMSAを知った最初の自分のように、あまり過度に期待せずに今後は経過を見守っていきたいです。