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「ブロックチェーンの衝撃」という本を読み終えました。この本は何人かの著者がそれぞれの専門分野について解説をしているというタイプの本で、確かにカバーしている分野自体は広かったのではないかと思います。

しかし、個人的にはちょっとこの本は読むのはつらかった部分があり、後悔しているわけではないのですがもう一回読む気にはあまりなれませんでした。

本の感想

個人的な好みの話になりますが、技術書のような類の本で複数の著者が解説をしていくものは少し読みづらい印象を受けます。各項目で話の進み方が変わってくるので、内容の難しさもあいまって話が頭にはいってきません。

入門的な内容がある一方で、専門的な内容もかなりたくさんあるので、読者層を絞りきれていない印象も受けます。これも共著者にした弊害でしょうか。

自分はある程度知識がある状態で読んでいたので、まさに痒いところに手が届かず、どうでもいいところばかり触れている感じでした。

ただ、専門的な部分はじっくり読めばとてもためになることが書かれています。とてもためになるのですが、それを理解する前提知識・理解力が求められ、やはり読者層を絞りきれていないような印象を受けました。

今読むなら「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」がオススメ!

「ブロックチェーンの衝撃」には専門的な話もあるので、すでにある程度知識がある方は自分が必要な部分だけ読むというのもアリかもしれませんが、ちょっと無駄が多いでしょう。

初心者の方は、今であればこの本ではなく「いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン」の方がオススメです。

この本は完全に初心者向けで、非常にわかりやすいです。ですが、書かれている内容はとてもためになり、この1冊でブロックチェーンやビットコインについてかなり詳しくなれると思います。

まだ読んでいない方には、ぜひ読んでほしい一冊です。自分も読みました!

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